10代以下はYouTubeよりTikTokを長時間視聴――子どものアプリ利用の調査結果

Qustodioは2022年の子どものアプリ利用について、アメリカ、イギリス、スペイン、オーストラリアで調査した結果を発表した。子どもが1日にアプリを利用する時間を比較したところ、2020年から3年連続でTikTokがYouTubeを上回っていた。

Qustodioはスペインとアメリカに拠点を置く企業で、子どもをネット上の被害から守るため、家族向けにペアレンタルコントロール・ソフトウェアを提供している。

今回、4歳から18歳までの子どもを持つ40万を超える家族を対象に、子どものモバイルデバイスとデスクトップデバイスでのオンラインアプリの利用を調査。2021年と2020年のレポートと併せ、3年間の子どもに最も愛されているアプリケーションを5つのカテゴリー(オンライン動画、ソーシャルメディア、ゲーム、教育、コミュニケーション)で比較した。

カテゴリーとしては、YouTubeはオンライン動画、TikTokはソーシャルメディアになり、それぞれカテゴリー内のトップだ。一方、2022年に子どもたちが1日に費やした時間で見ると、YouTubeの1時間7分に対して、TikTokは1時間47分と大きな差がある。2020年時点ではYouTubeは1時間4分、TikTokは1時間15分であり、TikTokは伸びも大きい。

2022年のオンライン動画カテゴリーの利用時間2位はNetflix(48分)、3位はDisney+(40分)と続いている。同様にソーシャルメディアでは、2位がSnapchat(1時間12分)、3位がInstagram(45分)となった。

また、ビデオゲームのカテゴリーでは、オンラインゲーミング・プラットフォームのRobloxが圧倒的な人気を記録。子どもの59%が利用しており、1日に費やす時間の平均は3時間に達していた。

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From Alpha to Z: raising the digital generations | Qustodio

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