Raytheon、DARPAとの契約で新型回転デトネーションエンジン開発へ

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アメリカ軍事大手のRTXの事業であるRaytheonが2023年10月4日、アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)と新型回転デトネーションエンジンの実証プログラム「Gambit」の開発契約を結んだと発表した。

回転デトネーションエンジンは、デトネーション(爆轟)を伝播させ、連続的な推力を得る。コンパクトでありながら、従来のミサイルよりも高効率の推進源で、コスト低減のほか、射程距離と速度を向上する。

今回の契約の下、同社は段階的なシステム試験から取得した実データを基に、性能モデルの反復的な開発を経て、将来、実際にハードウェアを作製してのフリージェット試験を予定する。RTXは回転デトネーションエンジンの技術を実際の試験システムに応用する最初の企業となったとしている。

関連情報

Raytheon: RTX to develop rotating detonation engine for DARPA – Oct 4, 2023

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