新しい自律型の偵察警備車両システム「Diamondback」を発表 L3Harris

防衛関連テクノロジー企業の米L3Harris Technologiesは2024年10月15日、合衆国陸軍協会(AUSA)の年次大会で、新しい自律型の偵察警備車両システム「Diamondback」を初公開したと発表した。

Diamondbackは、既存のロボット車両を補完し、有人車両に関連する役割やコスト構造を担うように設計されたものだ。Diamondbackのプロトタイプは、商業用コンポーネントと機動性に重点を置いており、モジュール式かつオープンなシステムアーキテクチャを採用しているため、簡単に再構成でき、高い機動性と迅速な拡張性を備えている。

Diamondbackのオープンな開発アプローチにより、生産能力が向上し、コストが削減され、メンテナンス性が増し、技術の導入速度が上がる。これは進化するミッションへの適応をサポートするものだという。

L3Harris Technologiesは、自律型地上車両事業を手掛けるOverland AIと提携しており、同社のオフロードやクロスカントリー車両ナビゲーション技術がDiamondbackのミッションシステムに提供されている。

関連情報

L3Harris Introduces New Autonomous Ground Vehicle | L3Harris® Fast. Forward.

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