「マイクロプロセッサ・アーキテクチャ教科書」を発売――プロセッサーの基礎から最新機能までを解説 CQ出版社

「マイクロプロセッサ・アーキテクチャ教科書」が2024年11月26日、CQ出版社から発売される。本書は、PCに限らずさまざまな電子機器に使われるプロセッサーに焦点を当て、基本的な動作の仕組みから各種プロセッサーの構造の違い、最新機能まで解説している。著者は中森章氏で、B5判448ページ、定価は4400円(税込)。本書は2004年に発売された「マイクロプロセッサ・アーキテクチャ入門」の内容を大幅に加筆し、再編集したものとなっている。

初心者向けに、マイクロプロセッサーの歴史や、基礎知識や用語の解説から説き起こし、図やイラストを交えて基本知識を分かりやすく説明している。

2章からは、スーパースカラーの構造、キャッシュやMMUの動作、割り込みや例外、浮動小数点演算の方法、仮想化とハイパーバイザーなど情報処理の基本や制御プログラムなどを解説している。近年注目を集めているArmとRISC-Vについても、命令セットアーキテクチャーからTrustZoneに至るまで取り上げており、この1冊で理解できる。

実際の各種アーキテクチャーのプロセッサーの構造を比較しながら解説しているため、より実務的で実践的なプロセッサーの解説書となっている。

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マイクロプロセッサ・アーキテクチャ教科書

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