日東精工、高強度鋼板へのセルフタッピングができるねじ「KATAX-CI」を発売

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日東精工は、高張力鋼板(ハイテン材)やステンレス板といった高強度材に対しセルフタッピングが可能な、先端局部を焼入れたねじ「KATAX(カタックス)-CI」を開発したと発表した。2017年1月20日に量産販売を開始する。

高強度材のねじ締結では、従来のセルフタッピンねじでは硬度が低いためねじ山潰れが発生していた。また、セルフタッピンねじ全体の硬度を高くすると、ねじ締結後に遅れ破壊(時間の経過後に突然破断する)のリスクが発生するため、「タップ加工」を行い、小ねじを使用しなければならなかった。

今回の新製品は、同社の高周波熱処理技術によりセルフタッピングを行うねじ先端部の硬度だけを従来製品よりも高くしており、高強度の締結相手材にもセルフタッピングが可能となった。締結を行うねじ山の硬度は従来の浸炭焼入れねじと同等であるため、遅れ破壊現象は従来の浸炭焼入れねじと同等レベルに抑えている。高強度材へのタップ加工が不要になることでコストも削減される。

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ねじサイズはφ1.4〜5mm、ねじ材質はSWCH18A、SAE1018等の低炭素鋼。ねじ頭部形状、ねじ部、表面処理は各種に対応する。

販売ターゲットは車輌業界をはじめ、住宅機器業界、精密機器業界、農業機械業界などで、初年度月産100万本の出荷を目指す。

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