京大発・EVベンチャーのGLM、旭化成と共同開発した次世代EVのコンセプトカーを披露

京都大学発のベンチャー企業GLMは、2017年5月24日から横浜市で開催される「人とくるまのテクノロジー展2017」で、旭化成と共同開発した次世代電気自動車(EV)のコンセプトカーを披露すると発表した。コンセプトカーだが、実際に走行できる車両になるという。

コンセプトカーの車両製作、デザイン作成、車体設計、パワートレイン設計までをGLMが担当。開発にはGLMによる量産型EVスポーツカー「トミーカイラZZ」のプラットフォーム部分を活用した。フレームやシャシーなどの車台とモーターやバッテリーなどのパワートレインは、トミーカイラZZをベースにしている。車体には旭化成グループの自動車関連部材を使用。現行の部材だけでなく、開発中の部材・システムも搭載する。

GLMは今後、これまでの車両開発で得たノウハウを生かしながら、他社の自動車開発を支援する「プラットフォーム事業」を本格始動する考えだ。「車の心臓」とも言えるプラットフォームそのものや設計技術などを、EV事業に参入したい国内外の企業に提供していくとしている。

コンセプトカーは「人とくるまのテクノロジー展2017」内の旭化成ブースで一般公開する。同展示会では走行シーンも映像で披露する計画だ。会期は2017年5月24日(水)から26日(金)までとなる。

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