FCAジャパン、「Alfa Romeo Giulia(アルファロメオ・ジュリア)」を発表

FCAジャパンは2017年9月6日、Alfa Romeo(アルファロメオ)の高性能スポーツサルーン「Giulia(ジュリア)」を発表した。10月14日から全国のジュリア取扱いアルファロメオ正規販売店で販売する。

新型ジュリアは、1962年に生まれた初代ジュリアや、1990-2000年代に人気を博したAlfa Romeo 156、Alfa Romeo 159の系譜に連なる、Dセグメント(アッパーミドルサイズ)のスポーツサルーン。今回、標準モデルの「Giulia(ジュリア)」、ラグジュアリーグレードの「Giulia Super(スーパー)」、スポーティグレードの「Giulia Veloce(ヴェローチェ)」、ハイエンドモデル「Giulia Quadrifoglio(クアドリフォリオ)」の4車種が発売される。

エンジンは、アルミブロックを持つ2リッター直列4気筒ターボ(最大出力200ps、最大トルク330Nm)を標準モデルの GiuliaとGiulia Superに搭載。またシリーズで唯一4輪駆動システムを採用するGiulia Veloceには、同排気量で最大出力280ps、最大トルク400Nmの高出力版を搭載した。そしてGIULIA QUADRIFOGLIOには、最大出力510ps、最大トルク600Nmというパフォーマンスと気筒休止システムによる高効率化を両立した2.9リッターV6ツインターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速は3.9秒(欧州仕様参考値)、最高速度307km/h(同左)を実現している。トランスミッションは全車に8速ATが組み合わされている。

シャシーには、新設計のFRアーキテクチャーをベースに、アルミやカーボンといった軽量素材を多用することで、理想的な前後重量配分と優れたパワーウェイトレシオを実現。さらに、整流効果を高めるボディ底面のフラッシュサーフェイス化や、ブレーキフィールの向上と軽量化を両立する統合型ブレーキシステム(IBS)、アルミ製ALFA LINKサスペンションを全車に標準装備した。

また、歩行者検知機能付の前面衝突警報(FCW)/自動緊急ブレーキ(AEB)などの安全装備も搭載。「Giulia Super」以上のグレードでは、高速走行時などにドライバーの負荷を軽減するアダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニター(BSM)も装備されている。

その他、ライト周りはLEDデイタイムランニングライトやLEDテールランプを採用。8.8インチディスプレイ、音声認識機能を持つ車載インフォテインメントシステム「Connectシステム」も標準装備している。ボディーカラーには全14色を設定している。

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