- 2024-4-22
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- 24ビットカラーキャプチャー, 3DMakerpro, 3Dスキャニング, AI, JMStudio, Moose, Moose Lite, Precision-Blueイメージングシステム, スマートエラー修正機能, スマートプラットフォーム, ビジュアルトラッキング技術, ブルーライトテクノロジー, ポータブル3Dスキャナー
中国の3DMakerproは2024年3月18日、ポータブル3Dスキャナー「Moose」シリーズを発表した。同社は、使いやすいインターフェースと最先端の機能をアピールし、専用のマーカーを使用しない3Dスキャニングが特徴だと説明している。
製品ラインナップは、専門家向けのMooseと、予算を抑えたい初心者のニーズに応えるMoose Liteという2機種で構成されている。Mooseの機能は、24ビットカラーキャプチャー、Precision-Blueイメージングシステム、スマートプラットフォームを備える。
フラッグシップモデルのMooseは、AIによるビジュアルトラッキング技術を持ち、マーカーを使用しないスキャン機能で作業を効率化し、同時に、対象物を傷などから保護する。ブルーライトテクノロジーによって、精度0.03mm、解像度0.07mmを達成した。加えて、最大100mmの深さまでスキャンできる性能により、複雑な形状にも対応する。
Mooseは、スマートエラー修正機能も特徴の1つだ。スキャンの途中で発生するエラーや位置ずれなどの問題を、スキャナー自身が修正する。さらに、3Dスキャナーアプリ「JMStudio」は、複数のスキャンデータをシームレスに繋ぎ合わせる機能がある。
同社サイトでは、現時点で割引価格が提示されており、Mooseは454ドル(約6万9000円)、Moose Liteは259ドル(約3万9000円)だ。
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