米陸軍、レーザー誘導式70mmロケット砲を持つ対ドローンシステム「EAGLS」を導入へ

防衛産業の米MSI Defense Solutionsは2024年7月22日、アメリカ国防総省で初の採用となる、70mm口径の対ドローンシステム「EAGLS(Electronic Advanced Ground Launcher System)」をアメリカ陸軍に納入する契約の締結を発表した。

ドローンや無人航空機システム(UAS: Uncrewed Aerial Systems)による脅威が世界中で顕在化し、人命と財産を保護する必要性が高まっている。EAGLSは、この需要に応える柔軟性に富み、費用対効果の高い解決策と位置付けられている。移動と固定双方の運用形態に対応し、さまざまな環境や複数のプラットフォームに対応できる。

同契約は迅速調達機関(RAA: Rapid Acquisition Authority)を通じて獲得したものだ。海軍航空システム司令部(NAVAIR)との契約内容は、6基のEAGLSの納入に加えて、関連するエンジニアリングと保守サポートが含まれる。

同社のCEOであるNguyen Trinh氏は、今回採用されたEAGLSが人命を救い、重要インフラを保護することに貢献することを確信していると述べた。EAGLSの導入により、米軍の対ドローン能力が大幅に向上するものと期待されている。

関連情報

MSI Defense Solutions Delivers 6 EAGLS™ Counter-UAS Systems to U.S. Army – MSI Defense

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