オールインワン型Vlogカメラドローン「DJI Flip」を発売―― 249g未満で全面保護プロペラガード搭載 DJI

DJIは2025年1月14日、オールインワン型Vlogカメラドローンの新シリーズとして、249g未満で手のひらサイズの「DJI Flip」を発表した。折りたたみ式の全面保護プロペラガードを搭載し、安全で信頼性の高い飛行ができ、ワンタップで48MP写真や4K動画を撮影できる。価格は6万6660円~11万2750円。

DJI Flipは、プロペラ全面をカバーする折りたたみ式の全面保護プロペラガードを搭載しており、怪我やドローンへの損傷を防ぐ。プロペラガードは、従来のポリカーボネート素材のガードの1/60の重量となるカーボンファイバー製で、従来と同等の剛性と耐久性を維持している。

ほとんどの国や地域で特別な訓練を必要とせず、簡単に飛行手続きができる。映像は、モードボタンを押すだけで、ドローニー、サークル、ロケット、スポットライト、ヘリックス、ブーメランの6種類のスマート撮影モードから選択し、撮影できる。AI被写体トラッキング機能を使用すると、フレーム内に被写体を捉え続ける。

ハイダイナミックレンジの48MP写真を撮影でき、明暗部のディテールをより豊かに捉えられる。搭載カメラは、1/1.3インチCMOSセンサーを採用。デュアルネイティブISOフュージョン技術、絞りf/1.7、クアッドベイヤー(4-in-1)配列技術を用いた2.4μmのピクセルサイズに対応する。

また、写真は最大4倍ズームに対応。HDRイメージング、シーン認識などを組み合わせた次世代機能スマートフォトを使用して、鮮やかな画像を撮影できる。

4K/60fpsのHDR動画での撮影にも対応。また、4K/100fpsでのスローモーション撮影や10bit D-Log Mカラーモードにも対応する。4:3アスペクト比のCMOSセンサーにより、縦向き映像にクロップしたとしても2.7Kの解像度を維持できる十分な余裕を有する。

プロフェッショナルな品質の作品を簡単に制作できるインテリジェント撮影機能も搭載。さまざまなカメラワークを自動で実行し、複数のクリップを撮影し、編集して素早く簡単にシネマティックな映像を作成できる「マスターショット」や、4種類のモードから選択して、横向きの場合は最大4K、縦向きの場合は最大2.7Kでタイムラプス映像を撮影できる「ハイパーラプス」などの機能を使用できる。

最大飛行時間は31分。3D赤外線検知システムは自動ブレーキに対応する。DJI RC-N3またはDJI RC 2送信機と組み合わせることで、DJI O4映像伝送を利用でき、最大13km(日本国内では8km)の1080p/60fps映像伝送に対応する。その他、急速充電とデータ転送、送信機なしでの飛行に対応する。

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DJI、オールインワン型VlogカメラドローンDJI Flipを発売

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