20V入力対応の低消費/高速応答レギュレータIC「XC6705/XC6706」シリーズを開発 トレックス

XC6705/XC6706実装基板

トレックス・セミコンダクターは2022年10月21日、20V入力対応で動作温度範囲105℃の低消費かつ高速応答レギュレータIC「XC6705/XC6706」シリーズを開発したと発表した。

XC6705シリーズは、GO(Green Operation)機能を進化させ、低消費動作から高速応答まで連続でカバーする「シームレスGO」を搭載することで、1.2μAの低消費電流と50dBの高リップル除去を両立させた。シームレスGOによる低消費/高速化によって、産業機器や各種IoTセンサーなどで要求される、待機電力の抑制とセンシングおよび通信時の高速応答の双方に対応する。

入力電圧範囲は3.5~20.0Vで、リチウム電池2セルからのマイコン/通信モジュールへの電源供給などに対応。動作温度は最高+105℃で、高温下で稼働する産業機器にも適用できる。

XC6705シリーズはCE端子によるON/OFF機能を搭載。パッケージは、SOT-25または小型のUSP-4を用意し、実装性か小型化のいずれかを選択できるようにした。XC6706シリーズは3端子レギュレータとして一般的なSOT-89パッケージ(4.5×4.0×1.6mm)で提供する。

左:SOT-25パッケージ(2.8×2.9×1.3mm) 右:USP-4パッケージ(1.2×1.6×0.6mm)

参考価格は77円(同社ダイレクト価格)で、すでに量産を開始している。

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