- 2022-10-14
- 機械系, 製品ニュース
- NSK, アンギュラ玉軸受, ロバストシリーズ, ロバストダイナシリーズ Jタイプ, ロバストダイナシリーズ Xタイプ, ロバストダイナ(ROBUSTDYNA)シリーズ Jタイプ, 日本精工, 長寿命鋼
日本精工(NSK)は2022年10月13日、工作機械主軸用の高負荷容量、超高速アンギュラ玉軸受「ロバストダイナ(ROBUSTDYNA)シリーズ Jタイプ」を開発し、生産を2023年春から開始すると発表した。一般部品と自動車部品の加工機向けに、重切削化と高速回転に対応する。
ロバストダイナシリーズ Jタイプは、ボールの大径化など内部諸元を最適化。従来品に比べ、荷重負荷能力を15%高めており、重切削加工ができる。また、従来品同等の高速性を有するため、低速から高速回転まで対応する。
内部諸元の最適化ともに、同社独自の長寿命鋼を採用。軸受寿命が従来品に比べ、最大6倍になっている。材料と製造方法も改善しており、ロバストダイナシリーズ Xタイプに比べ、製造時のCO2排出量を削減し、省エネルギー化している。