- 2015-11-30
- ニュース, 製品ニュース
- SAKE SAVER, デンソー
デンソーは2015年11月25日、国内外の日本酒愛好家向けに「SAKE SAVER」を販売開始すると発表した。同製品を使用すれば、開栓から約2週間は新鮮な味わいが保てるという。
SAKE SAVERは、酒瓶(四合瓶)内を真空状態にして日本酒の酸化を防ぐ装置。同社が2014年に販売を始めたワインセーバーと同様、カーエアコンや車載用小型ポンプの開発で培った技術が応用されている。
操作方法は難しくない。付属の高密度栓を酒瓶に差し込んだ後、本体を栓の上からかぶせるだけ。その後、内蔵のポンプが自動的に酒瓶内の真空化を始めてくれる。真空化の速度は、上ぶたのLEDライトが点滅する速さで確認できる。
真空化を終えると、ライトが3秒間点灯。その後、ポンプは自動的に停止する。栓は付けたまま本体だけを外せば、全ての作業が完了する。
ボディーカラーのラインナップは、手触りの良い陶器を連想させる黒陶器色、ならびにガラスのような艶と透明感のある磁器をイメージした青白磁色の2種類。いずれも12月1日からオープン価格で発売する見通しだ。デンソーセールスが運営する「オオサワe-shop」、および各取扱店で購入できるという。