日立グループ、製造業の生産改革をサポートする「IoT支援パック」発表

日立コンサルティングと日立システムズは2015年11月26日、IoTプロジェクトの迅速な立ち上げをサポートする「IoT導入支援パック」を販売開始すると発表した。ターゲットは、工場やプラント設備を持つ製造業。2018年までに導入企業50社を目指す。

今回発表のIoT導入支援パックは、IoT構想策定コンサルティングサービス、ならびにクラウド型のデータ収集/管理/分析環境のトライアルパックだ。

コンサルティングサービスでは、IoTを活用したビジネス計画の策定から計画の検証、見直しまでをトータルにサポートする。日立コンサルティングのノウハウを詰め込んだ「IoT構想策定テンプレート」を利用するため、着実な成果を上げる計画の立案が可能だという。

データ収集/管理/分析環境は、日立システムズのクラウド型遠隔統合監視基盤「ファシリティ・モニタリングサービス」を活用して、同社のデータセンターから提供する。そのため、大規模な初期投資は不要だという。

なおIoTを本格的に導入したい企業に対しては、M2Mネットワークの構築や制御系システムセキュリティ、ならびに大規模データの保管を含めて、IoTの活用全体を引き続きサポートするとしている。

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