東芝、消費電力を10%削減した無線受信アーキテクチャを発表

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東芝は2016年2月1日、Bluetooth Low Energy(BLE)向けの無線受信アーキテクチャを開発したと発表した。同アーキテクチャは、無線受信機を構成する回路の部品点数を削減することで、従来比10%減と低消費電力での受信に成功したという。

同アーキテクチャは、周波数シンセサイザーの設定周波数を工夫することで、従来2つの信号系統(同相成分と直交成分)のアナログ信号処理回路を用いたデータ復調処理を、1系統(同相成分)のみで実現した。

また、デジタル型周波数シンセサイザーを用いることで、既存製品の復調処理で必要なA/D変換器を不要にした。同シンセサイザーの外乱(雑音)除去機能を活かし、シンセサイザーのみで受信信号をA/D変換できるという。

さらに、従来のBLEに対応する受信装置のアナログ回路と比べて、消費電力を約10%削減した。ウェアラブルデバイスなどへ適用した場合、無線装置の駆動時間を伸ばすことができる。

東芝は今回の技術を、米国サンフランシスコで開催のIEEE国際学会「ISSCC2016」で現地時間2月3日に発表する予定だ。また今後、低消費電力化が望まれるウェアラブルデバイスやインフラ監視用センサネットワークに向けて、早期の応用を目指すとしている。

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