産総研、銀-リン酸カルシウム複合粒子をパルスレーザーで簡便に合成する技術を開発

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産業技術総合研究所は2016年11月18日、銀ナノ粒子を含むリン酸カルシウムサブマイクロメートル粒子(複合粒子)を簡便に合成する技術を開発し、同粒子が口腔細菌に対して抗菌作用を持つことを実証したと発表した。

産総研が開発した技術では、カルシウムイオン、リン酸イオン、銀イオンの混合水溶液に、比較的弱いナノ秒のパルスレーザー光を数十分照射するだけで、複合粒子を合成できる。

産総研は、銀イオンをレーザー光吸収剤として用い、反応液への添加濃度を調節することで、リン酸カルシウムのサブマイクロメートル粒子の生成反応と、銀イオンの光還元による銀ナノ粒子の析出反応を同一バッチ内で進行させ、複合粒子の一段階合成を実現したという。

また、虫歯や歯周病の原因となる口腔細菌の懸濁液に複合粒子を添加したところ、口腔細菌の抗菌作用があることが示された。今回の研究成果は、狭い空間での除菌を必要とする歯科治療などへの応用が期待できるという。

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