水と似たシリカがガラス化しやすいのはなぜか――東大が局所的構造の類似性と相違点を解明

東京大学の研究グループは2018年2月6日、水とシリカの類似性と相違点を研究し、両者の局所的な液体構造の類似性と相違点をあぶりだすことに成功したと発表した。2018年2月5日付の米国科学アカデミー紀要オンライン版にて、同研究の成果が公開されている。

水が極めてガラス化しづらいのに対して、シリカは容易にガラス化する。その差異を説明する理論はこれまで解明されていなかった。東京大学生産技術研究所の田中肇教授、Rui Shi特任研究員の研究グループは、各々の液体における構造化を、中心粒子からの距離の秩序と方位の秩序として捉え、局所的な構造秩序として説明することに成功した。

この研究は、学術面での成果だけでなく、ガラス形成能の意図的な制御という実用面での展開も期待できるとしている。

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