解析ソフト「ANSYS 2019 R1」を発表――処理速度と使いやすさを向上

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

アンシス・ジャパンは2019年1月29日、処理速度と使いやすさを向上した「ANSYS 2019 R1」を発表した。ANSYS 2019 R1を導入することで、処理能力や処理精度の低下を招くことなく、より短い期間で簡単にコンセプトの反復、結果のシミュレーション、設計の妥当性確認ができる。

ANSYS 2019 R1では、「ANSYS Fluent」のUXを一新。一つのウィンドウに集約することで、どのステップもシンプルになりスピードアップを実現した。さらに、インポートしたCADからメッシュを生成するワークフローが簡素化されたことで共通タスクの操作性も向上。ユーザーは、より少ないトレーニング時間で高速に反復処理を実行できる。また、並列処理とタスクベースのワークフローを組み合わせることで、これまでの10倍の速度でMosaicテクノロジーを利用した多面体-ヘキサコアメッシュを生成できるようになり、より短時間で多くのシミュレーションが可能となった。

ANSYSのポートフォリオにはマルチボディダイナミクス(MBD:Multibody Dynamics)ソリューションの「ANSYS Motion」を追加。この第三世代MBDソルバーは、剛体と弾性体のどちらにも対応する各種動的機能を包括的に備えているのが特徴だ。この製品ラインでは、アプリケーションベースの強力なツールキットを幅広く取り揃えているため、駆動システムや車両操縦などの複雑なメカニズムも容易にモデリングできる。

また、エンジニアが金属AM(Additive Manufacturing:3D積層造形)の装置や材料の最適なプロセスパラメーターを模索できるよう、新たに「ANSYS Additive Science」をリリース。装置パラメーターへの変更が、溶融池のサイズや材料の空隙率にどのように影響するかを分析できる。また、既存のツールである「ANSYS Additive Print」では、より多くの材料がサポートされ、薄い壁を伴う構造に対してロバスト性が向上したことで高速な解析を実現した。

その他、エレクトロニクス向けの次世代機能として、「EMI Scanner」「エレクトロマイグレーション解析」「騒音ー振動ーハーシュネス(NVH:Noise Vibration Harshness)」を搭載。「ANSYS Mechanical」では、構造解析の効率性を向上させるなど、数々の改良を施している。

関連リンク

プレスリリース

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る