- 2019-4-5
- ニュース, 機械系, 調査
- Counterpoint Technology Market Research, EV, カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ, カーシェアリング, コネクテッドカー, 自動運転, 電動化, 電気自動車
カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチは2019年4月4日、電気自動車(EV)の自動車市場における販売台数が2017年の120万台から大きく伸び、2019年には約200万台に達する見込みであるという調査結果を発表した。EVは世界のほとんどの地域で持続的に採用されていることから、2025年までに年間1000万台を超えるEVの販売を見込んでいる。
この調査結果について、カウンターポイントのコンサルティングディレクターであるVinay Piparsania氏は「昨年は、主要自動車メーカーのほぼ全社がEVのグローバル製品計画を多数アナウンスし、2019年のジュネーブ国際モーターショーでは、各社のアナウンスはさらに強まった。各社の計画がその通りに実現されるなら、2018年から2025年にかけて、約400車種のEVが市場に投入され、累計3800万台を超えることになる。2030年には世界の市場におけるEVのシェアは新車販売の10%から50%に達すると、私たちは予想している」と述べている。
同社の調査によれば、EVの販売は世界中で成長するものの、その最大の市場は引き続き中国であり、世界市場の半分を超えると見込んでいる。2017年には中国で60万台を超えるEVが販売され、同年の米国での販売台数19.8万台の3倍以上の数字となった。
このデータは、同社が最近になって公表した調査報告書「The Automotive Transformation is Speeding Up」の一部だ。同社は世界の自動車産業を変革するキートレンドとして、「移動のシェアリング」「コネクテッドカー」「自動運転」「電動化」などを列挙している。