ヤマハ発動機は2021年4月12日、ハイパーEVなどの高出力帯のモビリティ向け高出力密度電動モーターユニットを開発したと発表した。
今回開発したのは、最大出力350kWクラス(動作電圧800V)の電動モーターユニットだ。同社によると業界最高クラスの出力密度となる。
ギヤやインバーターを一体にしたコンパクトな機電一体型で、車両へ複数ユニットを搭載する前提の設計だ。試作品のモーター方式は永久磁石埋込型同期モーター(IPMSM)で、冷却方式は油冷となる。
ユニット活用イメージ(350kWクラス×4基)
同月から試作開発の受託を開始。最大出力および冷却方式はユーザーの要望に合せて対応する。
関連リンク
プレスリリース