三井金属は2019年7月11日、四輪向けガソリンエンジン用GPF(Gasoline Particulate Filter)触媒を開発したと発表した。
GPF触媒は、四輪向けガソリンエンジンから排出されるカーボン系パーティクルを捕集するもので、三井金属触媒事業部で長年開発が進められてきた。今回開発したGPF触媒は、優れたカーボン系パーティクル捕集性能、さらに高い浄化特性が評価され、2022年から量産車へ採用されるという。
三井金属の四輪向け排ガス触媒は現在5拠点で製造している。今回開発の触媒の製造は、埼玉県上尾市にある事業部と中国にて製造を予定しており、量産準備を始めている。