- 2019-12-27
- 機械系, 製品ニュース
- ケネディ宇宙センター, マクラーレン, マクラーレンスピードテール
マクラーレンは2019年12月23日、同社のハイパーカー「マクラーレンスピードテール」が米ケネディ宇宙センターにおいて同社史上最速となる403km/h(250mph)を記録したと発表した。
スピードテールはマクラーレン・アルティメットシリーズの最上位モデルで、流線型のシームレスなボディラインが特徴だ。全長は約5.2mで、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドパワートレインを搭載している。最高出力は1070PS(1055bhp)で、最大トルクは1150Nm(848lbft)だ。
今回のテストはスピードテールのプロトタイプ「XP2」によるスピードテールの最高速検プログラムで、米ケネディ宇宙センターのジョニー・ベーマー実験場で行われた。マクラーレン・オートモーティブのチーフテストドライバーがハンドルを握り、403km/h(250mph)の最高速を30回以上達成した。0-300km/h(0-186mph)加速は13秒未満で、この直進路での加速と最高速は、マクラーレン・カーの新たなベンチマークになるという。
同社は今回の結果を、同社史上最速の自動車を生み出すために実施してきた、一連のダイナミックテストの集大成と位置づけている。現在、英ウォーキングのマクラーレン・プロダクション・センターで最初のカスタマー向けスピードテール106台を生産中で、2020年2月から順次納品予定としている。