ロボットの関節の軽量化と小型化を実現――シェフラー、「XZUアンギュラニードルローラー軸受」と「RTWHギアボックス」を発表

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シェフラーは2020年2月17日、軽量ロボット(LWR)や協働ロボット(Cobot)の関節向けに、「XZUアンギュラニードルローラー軸受」を発表した。従来品よりも摩擦を20%減らし、剛性を30%高めており、LWRやCobotの多関節軸受用途以外にも、同社の新しいRTWH精密ギアボックスのメイン軸受支持部として用いられる。

現在、高度なオートメーション施設や生産施設では、精密かつ高速に作動するLWRやCobotが求められている。シェフラーのXZUアンギュラニードルローラー軸受は、多関節アームの軸受支持部に使用されるクロスローラー軸受よりも転動体の耐荷重性を向上し、しかも取り付けスペースは変わらないのが最大の特長だ。さらに、クロスローラー軸受と比較して、転動体間の摩擦を20%低減し、剛性を30%以上も高めている。

小型かつ軽量、高剛性なXZUアンギュラニードルローラー軸受により、ロボット関節構造の小型化が可能で、トルク変動の少ないロボットモーションや、ロボットアームのスムーズな位置決めが可能なり、生産サイクルの効率向上につながるというメリットがある。

これに加えて、ロボット関節用として、この軸受をメイン軸受支持部に一体化したユニットタイプのシルクハット型「RTWH精密ギアボックス」を開発した。波動歯車装置方式を採用し、減速比と伝達トルクが高く、軽量な構造となっている。また、RTWH精密ギアボックスは、ノンバックラッシ、高い角度伝達精度、コンパクトさが特長だ。耐久性にも優れており、動作寿命も長い。メンテナンス不要な設計で、そのまま設置できる完成された状態となっている。

RTWHギアボックスを備えたロボットは極めて効率が良く、動作の終了位置までダイナミックで正確な動作が可能だ。そのため、分類作業、部品のハンドリング、組立作業といったタスクを素早く効率的に完了できるとしている。

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最大負荷容量と最大剛性を実現:シェフラーのXZUアンギュラニードルローラー軸受およびRTWHギアボックス

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