- 2020-4-23
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- COVID-19, stay home, アップル, グローバルサプライチェーン, ソーシャル・ディスタンス, ツイッター, ティム・クック, フェイスシールド, マスク
アップルのCEOであるティム・クック氏は2020年4月5日、ツイッターに動画を掲載し、マスクを2000万個以上調達したことと、医療従事者向けにフェイスシールドを設計、製造し、出荷を始めたことを発表した。
クック氏は2つのアップデートがあるとし、ツイートによれば、「アップルはCOVID-19への世界的な対応を全力でサポートしている。グローバルサプライチェーンを通じて2000万個以上のマスクを調達し、そして製品設計やエンジニアリング、オペレーション、パッケージングチームは、医療従事者のためのフェイスシールドの設計、製造、出荷にも取り組んでいる」としている。「われわれの最初の出荷は、この一週間でサンタクララバレーのカイザー病院施設に届けられ、医師からのフィードバックは非常に良かった」とクック氏は述べた。
同社はアメリカ中の医療の専門家や政府職員と緊密に協力し、フェイスシールドを最も緊急に必要としているところに送るという。毎週100万個ずつ出荷する予定であり、この配布を早急にアメリカ以外にも広げられるよう望んでいるという。
動画の最後でクック氏は、アップルがこのような努力をする一方で、一人一人が家に留まり(stay home)、ソーシャル・ディスタンスを保つことでウイルスの拡散を防げる、と注意喚起も行っている。