インコネルやハステロイなどNi基合金を加工する高耐食合金用エッチング液を開発

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佐々木化学薬品は2020年4月23日、高耐食合金用エッチング液「エスクリーンRE-100」の開発に成功したと発表した。同製品を使えば、高耐食合金の加工時間を短縮し、設備を簡素化できるという。

航空・宇宙分野の部品に使われるインコネルやハステロイなどの高耐食合金は、耐食性や耐熱性に優れているが、繊細な加工が難しい難切削素材な上、耐薬品性を持つため、化学薬品を使用した表面処理が難しい。

そのような表面処理分野の課題を解決するために開発されたのがエスクリーンRE-100だ。毒性の強いフッ化水素酸(フッ酸)を含まない薬剤で、インコネルやハステロイなどの耐食性の高いNi基合金をエッチングできる。

エスクリーンRE-100処理画像

同製品は、安定したエッチング量を持続でき、加工性に優れている。また、フッ酸を含有しないため、排水処理の負担を軽減することが可能だ。

佐々木化学薬品は今後も、加工が困難な金属用の薬品開発を進め、対応できる金属種を増やすことを目指すとしている。

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