- 2021-3-26
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オートデスクは2021年3月25日、CADソフトウェア製品の新バージョン「Autodesk AutoCAD 2022」「Autodesk AutoCAD LT 2022」「Autodesk AutoCAD 2022 for Mac」「Autodesk AutoCAD LT 2022 for Mac」を発売すると発表した。自動化とコラボレーションを中心とした新機能を追加している。
新バージョンで追加された機能は、「トレース」「共有」「カウント」「Autodesk Docsにプッシュ」「フローティングウィンドウ」などだ。
トレース機能は、デジタルコラボレーションを効率化する新機能。これにより、プロジェクトチームはあらゆるデバイスから作業にアクセスし、既存の図面の変更なく、DWGファイルにマークアップを追加できる。
共有機能では、AutoCADから直接、他のメンバーと安全に図面を共有できる。「表示のみ」「コピーを編集して保存」といったアクセス権を設定し、権限管理された図面のコピーをチームメンバーに送信することが可能だ。
カウント機能は、ブロックやジオメトリの集計作業を自動化する機能だ。カウントデータはフィールド値として表に書き出し、簡単に更新できる。これにより、作業時間や人的ミスの削減が可能になる。
Autodesk Docsにプッシュ機能を使用すると、AutoCADからCAD図面をPDF形式でAutodesk Docsに直接パブリッシュできる。
フローティングウィンドウ機能を使うと、複数の図面を同時に表示/編集することが可能だ。図面タブを分離させてウィンドウを左右に並べて表示したり、複数のモニターに表示したりできるという。