米陸軍、迎撃ミサイル防空システム「IDDS-A」の実射試験を実施――イスラエルから装置調達

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米陸軍は2021年8月23日、ニューメキシコ州のホワイトサンズ・ミサイル実験場でミサイル防衛システム「Iron Dome Defense System-Army(IDDS-A)」の実射試験を実施したと発表した。

2019年8月に、アメリカは、配備された米軍を空中からのさまざまな脅威から守るために、IDDS-A発射機2台を調達する契約をイスラエルと締結した。今回米陸軍は、イスラエルミサイル防衛機構(IMDO)と協力して、IDDS-A発射機2台のうち最初の1台を配備するための重要な一歩を踏み出したと発表した。

イスラエルが開発したミサイル防衛システム「Iron Dome」は、2021年5月に起きたパレスチナ自治区ガザ地区との紛争で使用され、再び話題となったが、イスラエルから装置を調達したIDDS-Aは、音速以下の巡航ミサイル、グループ2およびグループ3の無人航空機システム、ロケット弾、迫撃砲などの脅威から、固定区域内あるいは半固定の区域内に配備されている部隊を防御するシステムだ。

IDDS-Aシステムは2020年に納入され、軍は過去数カ月間にわたって受け入れ試験とオペレーター訓練を行ってきた。

テキサス州フォートブリス基地の第11防空砲兵旅団に所属する第3-43防空砲兵大隊が、新しい装置の訓練を受けた初の部隊となり、この新たに獲得した巡航ミサイル防衛システムの実射試験を初めて実施した。同部隊の兵士たちは、調整性能試験と実射試験の一環として、8つの巡航ミサイル模擬標的との交戦に成功した。

米陸軍は、IDDS-A発射機2台を暫定的な巡航ミサイル防衛手段として配備する予定だとしている。

関連リンク

Army executes Iron Dome Defense System – live fire at White Sands Missile Range

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