ゲーム周辺機器メーカーのコロンバスサークルは2022年4月8日、スーパーファミコン(SFC)の互換機を自作できるキット「超ファミつく(SFC互換機DIYキット)」を発売すると発表した。オープン価格で、2022年5月下旬の発売予定となっている。
SFC互換機基板とコントローラー2個、AV端子ケーブル、S端子ケーブル、ACアダプター、プラスネジ(20個)がセットになっており、簡単にSFCのゲーム機を組み立てられる。
ゲーム機をテーブルや壁面などに取り付けたり、雑貨に組み込んだりすることも可能。見た目をおもしろいデザインにしたり、省スペースに特化したり、外観にこだわったりと、自分だけのオリジナル互換機を作って楽しめる。
ただし、基板がむき出しとなっているため感電の恐れがあり、通電中は端子や基板回路などに触れないよう注意が必要。特に幼児などが使う場合は保護者らが見守るよう、同社では呼びかけている。また、すべてのSFCソフトが動作する保証はない。
SFCは任天堂から1990年に発売された家庭用ゲーム機。現在は生産されていないが、世界的なヒット商品となり、任天堂によると世界で4910万台を売り上げ、ソフトも3億7906万本売れた。