名車DeLoreanがEVとして復活――ガルウイングドアも健在

米DeLorean Motor Company(DMC)は、新型EV「Alpha5」を2022年5月31日に発表した。このモデルは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するタイムマシンのベースとなった「DeLorean DMC-12」の後継モデルだ。

オリジナルモデルのDMC-12は1981年から1982年にかけてDMCが製造し、40年の時を経てAlpha5としてリニューアルした。Alpha5のボディサイズは、4995×2044×1370mm。ホイールベースは2900mmで、乗車定員は4名だ。

DMC-12のデザインは直線基調でコンパクトな2人乗りだったが、Alpha5は曲線基調の流麗なデザインで、4人乗りになった。Alpha5の外観上の特徴は、DMC-12のガルウイングドアを継承した点だ。

Alpha5は100キロワットのバッテリーを搭載する。現時点で発表された性能値は、航続距離が約483km、最高速度は時速約249km(155マイル)、加速性能は停止状態から時速約96.6km(60マイル)まで2.99秒で到達するという。

DeLorean Alpha5の発表イベントは、2022年8月18日にPebble Beach Concours d ‘Elegance Award ramp、8月21日にはConcept Lawnでの開催を予定する。

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