- 2022-10-6
- 製品ニュース, 電気・電子系
- MG038C, MG038D, MG038シリーズ, セラミック基板, ダイオードモジュール, 三相入力ダイオードモジュール, 整流回路, 新電元工業
新電元工業は2022年10月5日、産業機器の三相交流入力の整流回路向けにダイオードモジュール「MG038シリーズ」のラインアップとして、「MG038C」と「MG038D」の2品種を発売した。交流入力電圧400Vに対応する。
同社は、400V入力対応のニーズが中国や欧州など海外で高まっていることを受け、1600V耐圧の製品をラインナップに追加。800V耐圧品と同じ小型化に有利な高さ17mmの低背タイプのパッケージで展開する。また、IFSMも1600A/2000Aを達成しており、高破壊耐量化に対応。400V入力に対応した機器の小型化や、信頼性を向上する。
1600V耐圧チップは、新規に開発。中国や欧州など400V入力機器に搭載できる(UL1557認証品)。実装設計を見直すことで、IFSMを向上。MG038CはIFSMが2000で8%増、MG038DはIFSMが1600で33%増となっており、他社の同等品より優位性を確保している。
また、端子や取り付けピッチは、既存製品からの置き換えを考慮して設計している。さらに、セラミック基板を採用。高絶縁性能を有し、高放熱設計となっている。