独Continental、セミドライのフューチャーブレーキシステムを発表――延べ20億ユーロ以上を受注

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独Continentalは2022年11月9日、リアアクスルに電気機械式ブレーキを採用したセミドライブレーキシステムで、約15億ユーロ(約2130億円)相当の追加受注があったと発表した。

同社が「FBS(フューチャーブレーキシステム)」と呼ぶセミドライブレーキシステムは、北米の自動車メーカー向けに、2025年から量産開始の予定。これまでの受注額は約20億ユーロ(約2836億円)以上に達するという。

自動運転、電動化、デジタル化といった流れに対応するため、ブレーキシステムにはますます高度な機能が求められている。同社はブレーキシステムがこれからどう進化していくか、次のようなロードマップを提示している。

Level 0は機械式ペダルを採用したブレーキ・バイ・ワイヤ・システム。次の開発段階となるLevel 1では電子ペダルが採用されて、ブレーキシステムを運転手の前に設置する必要がなくなり、レイアウトの自由度が増す。

Level 2 では、リアアクスルに電気機械式ブレーキを採用し、ブレーキフルードを使用しない「ドライ」な操作性を実現している。フロントアクスルのホイールブレーキは引き続き油圧式で作動する。ブレーキシステムの分散化を進めることで、従来のアーキテクチャを「解体」し、車両アーキテクチャの自由度をさらに高めるとしている。

最終のLevel 3では、ブレーキシステムをモジュールに分割できるようになる。長期的な視野に立てば、すべての流体を含めて油圧システムを完全に排除できて、持続可能性に貢献できると説明している。

同社のBusiness Area Safety and Motion担当責任者のMatthias Matic氏は、「これを実現するために、自動車の四輪はすべて電気機械で作動するようになり、完全に“ドライ”になるでしょう。ブレーキシステムの個々の機能は、モジュール化され、検証され、実証されたソフトウェアブロックの独立した製品としてパッケージ化されるでしょう」と展望を語っている。

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