- 2023-2-12
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- CES 2023, MeetKai, MeetKai Cloud AI, MeetKai Metaverse Editor, MeetKai Reality, Webブラウザ, カスタム3Dモデリング, クラウドサービス, シームレス, バーチャルデザインプラットフォーム, バーチャルヒューマン, メタバース
米MeetKaiは世界最大級のエレクトロニクス関連見本市「CES 2023」で2023年1月、同社の最新製品「MeetKai Reality」「MeetKai Metaverse Editor」「MeetKai Cloud AI」を披露した。高価で専門的な機材を使わずとも、Webブラウザに対応するあらゆる端末から、よりシームレスなメタバース体験を可能にする製品群だという。
MeetKai Realityは、スマートフォンで数秒間の動画を撮影するだけで、瞬時に3Dレプリカを作成できる新しいソフトウェア・プラットフォームだ。この技術を使えば、複雑なスキャン装置や膨大な時間がかかるカスタム3Dモデリングなしで、現実世界のオブジェクトや空間をメタバースに取り込むことができる。不動産業者、インテリアデザイナー、建築家、エンジニア、小売業者など、あらゆる業種に役立つ可能性があるという。
MeetKai Metaverse Editorは、オブジェクトの物理演算やクリッピング、使い勝手の悪さに悩む他のバーチャルデザインプラットフォームとは異なり、複雑なツールなしで簡単にバーチャルな建設と空間構築を可能にする。
MeetKai Cloud AIは、ドメイン特化した知識主導型のバーチャルヒューマンを実現するクラウドサービス。AIと人間の対話を促進することにより、仮想空間に新たなレベルの没入感をもたらす。業界初のリアルタイム推論機能を用いて、あらゆる形態のマルチメディアを活用し、わずかなコストと10倍の速度でユーザーと即座に対話できるようになると説明している。