クラウド型CAEプラットフォーム「SimScale」の国内販売を開始 構造計画研究所と独SimScale

構造計画研究所は2023年6月26日、独SimScale社が提供するクラウド型CAEプラットフォーム「SimScale」の国内販売を開始すると発表した。製品の提供開始は2023年6月30日を予定している。

同プラットフォームは完全クラウド型のためハードウェア不要で、インターネット環境があればどこからでも利用可能な設計/開発向けシミュレーションツールだ。

最大96コアの並列計算を上限なしで複数同時実行できるので、解析時間も短縮される。設定条件や解析結果をクラウド上で容易に共有できるので、設計開発プロセスの効率化にもつながる。

構造解析や熱流体解析、風況解析などさまざまな現象に対応。Webブラウザ上ですべての操作が完了するので、導入やトレーニングのコストを抑制できる。

シミュレーションのための一連の操作がブラウザ上で完結

機能制限付きで無料の「Communityプラン」、機能制限なしで有償の「Professionalプラン」、チーム利用に適した有償の「Teamsプラン」の3プランを用意。オプションとして、ターボ機械など回転機器周りの流体解析に強い「Subsonicアドオン」、建設業界向けに建築物周りの風を解析する「PWC(Pedestrian Wind Comfort:風環境解析)およびLBM(Lattice Boltzmann Method:格子ボルツマン法)アドオン」、SimScaleのWeb APIにアクセスできるAPIアドオンなども提供する。

関連情報

完全クラウドのCAEプラットフォーム「SimScale」の 国内販売を開始します|構造計画研究所

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