米Hermeus、高速離着陸を実証する無人機「Quarterhorse Mk 1」を試験

極超音速航空機を開発する米Hermeusは、2024年3月28日、新型の実験機「Quarterhorse Mk 1」を発表した。同機は、米GEのJ85エンジンを搭載し、高速離着陸の実証を主な目的とした無人の遠隔操縦機だ。

本機は、設計から組み立てまで7カ月で完成させた。これについて同社は、極超音速機の運用上の課題を解決するためには、迅速かつ反復的な開発サイクルが不可欠と考えている。このため、年間1機のペースで開発する方針を掲げている。

Quarterhorseプログラムは、複数の機体を段階的に開発し、前世代の機体開発で得た知見を活用することで、開発のリスク管理と顧客への迅速な納入を目指している。Mk 1は本発表から数カ月かけて各種試験を実施し、2024年後半には飛行試験を予定している。

今後同社は、従来の複数年にわたる開発計画を前提とした手法から脱却し、その時点で最適な航空機を設計することで、1年以内に実用化する。同社は次期型機として、米Pratt & WhitneyのF100エンジンを搭載する「Quarterhorse Mk 2」の計画も発表し、2025年の飛行を目指す。

同社の戦略は、より高性能なF100エンジンの採用によりMk 2に移行することで、防衛や安全保障の用途を想定したマルチミッションの極超音速航空機「Darkhorse」の開発を加速させるかたちだ。

関連情報

Hermeus Unveils First Aircraft, Quarterhorse Mk 1 | Hermeus

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