DARPA、新型ハイブリッド電動ドローン「XRQ-73 」を発表

アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は2024年6月24日、ハイブリッド電気推進航空機デモンストレーション(SHEPARD)プログラムで開発される無人航空機が、「XRQ-73」と命名されたと発表した。アメリカの実験機の総称である「X-plane」に正式に指定されたことになる。

SHEPARDは、直列ハイブリッド電気アーキテクチャと先代の「XRQ-72A」開発に至ったプジェクトのコンポーネント技術を活用する「X-prime」プログラムだ。SHEPARDプログラムのマネージャーを務めるSteve Komadina氏は、「DARPAのX-primeプログラムの背後にある考え方は、新しい技術を取り入れてシステムレベルの統合リスクを回避し、すぐに配備できるミッション指向の長時間飛行可能な航空機設計を迅速に成熟させることです」と説明した。

米Northrop Grummanが、XRQ-73 の開発を主に担当する。XRQ-73 は、重量約570kgで、2024年末の初飛行を予定している。

関連情報

Meet DARPA’s Newest X-plane: XRQ-73

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