空母運用型の無人戦闘機Gambit 5 米GA-ASIがコンセプトを発表

GA-ASI photo

米General Atomics Aeronautical Systems(GA-ASI)は2024年8月7日、同社が展開する高性能な自律型戦闘機「Gambit」シリーズに関し、空母への搭載が可能な「Gambit 5」のコンセプトを、2024年7月に開催されたファーンボロー国際航空ショーで公開したと発表した。

Gambit 5は「Gambit Core」と呼ばれるGambitシリーズで共通して使用するシャーシをベースに、強化された機体と着陸装置を導入し、精密な着陸システムを統合している。これにより、カタパルトからの発艦および着艦に耐え得る強度を確保できるという。

GA-ASIはこれまで、情報収集、警戒監視および偵察のためのプラットフォームであるGambit 1、空対空戦闘に対応できるGambit 2、訓練で敵機を演じるGambit 3、偵察任務に特化したステルス性の高い全翼機Gambit 4をシリーズとして発表している。いずれもGambit Coreをベースとしており、それぞれの機体の約70%は共通している。

同社のシニア・ディレクターであるMark Brinkley氏は「多くの国が自律型の協調戦闘機プラットフォームを艦艇に搭載したいと考えており、今回の空母運用型のGambit 5への関心は高まってきている」とコメントした。

関連情報

General Atomics reveals new carrier-capable drone – Naval News

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