- 2024-9-20
- 技術ニュース, 機械系, 海外ニュース
- Indago 4, Lockheed Martin UK, Stalker VXE30, イギリス国防省, イギリス軍, 垂直発射型サイレントドローン, 小型ドローン, 高解像度カメラシステム
イギリス国防省が2024年8月8日、軍用に納入されたLockheed Martin UKの小型ドローンのテストを実施していると明かした。テストの対象となっているのは「Stalker VXE30 」と「Indago 4」だ。
Stalker VXE30は、重さ約20kgで翼幅4.88mの垂直発射型サイレントドローンで、最大8時間撮像可能だ。航続距離は60kmに及ぶ。一方、Indago 4は、重さ約4kgの小型ドローンで、折りたたんで持ち運び、わずか3分で展開できる。航続距離は最大約12kmだ。両機の高解像度カメラシステムは、昼夜を問わず、人物と物体、車両、武器を正確に識別できる優れたズーム機能を備え、高い情報収集、監視、目標捕捉、偵察能力を提供する。Stalker VXE30はすでに厳しい気象条件下で約20時間のテストを受けており、Indago 4についても今後、同様のテストが実施される予定だ。
イギリス軍は2022年12月、Lockheed Martin UKと250機以上の小型ドローンの納入契約を締結したと発表していた。Stalker VXE30とIndago 4の開発は予定どおり進んでおり、2024年末までに最前線で運用可能になる計画だという。
関連情報
Cutting-edge Stalker mini drone undertakes rigorous trials – Defence Equipment & Support