- 2023-9-24
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- Advice Letter, Alphabet, Autonomous Vehicle Deployment Program Permit, Cruise, General Motors, Google, John Reynolds, Waymo, カリフォルニア州公共事業委員会(CPUC), 初期対応体制(ファーストレスポンダー), 無人タクシー, 自動運転車
カリフォルニア州公益事業委員会(CPUC)は2023年8月10日、自動運転車を開発する米Cruiseと米Waymoの2社に対し、人間のドライバーが乗務しない「無人タクシー」について、サンフランシスコ市内での24時間営業の開始を許可した。
Cruiseは、米General Motors傘下の自動運転車開発部門であり、Waymoは、米Googleの自動運転車開発部門から分社した、米Alphabet傘下の自動運転車の開発企業だ。
2社は、すでに無人タクシーの運行を開始しているが、従来の許可では、営業できる区域や時間帯に一定の制約があった。両社は、安全対策に関して、CPUCにAdvice Letterを提出していた。CPUCが両社の対応を評価した結果、24時間営業の許可がおりたかたちだ。
CruiseとWaymoは、カリフォルニア州の車両管理局(DMV)が発行する、自動運転車の運用許可であるAutonomous Vehicle Deployment Program Permitも取得している。
CPUCのコミッショナーであるJohn Reynolds氏は、「自動運転の安全性は今後も高まっていくと信じている」と強調し、「産業界のステークホルダーや緊急時の初期対応体制(ファーストレスポンダー)との連携が、こうした最先端技術の分野では重要だ」と指摘した。
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