住友電気工業は2016年10月13日、面取り加工用カッタボディ「WFXC型」と高能率多機能カッタボディ「WFXH型」をリリースし、同社が展開する「SEC−ウェーブミル」シリーズのラインナップを拡充した。
SEC−ウェーブミルWFXC型は面取り加工に、そしてSEC−ウェーブミルWFXH型は高送り加工とプランジ加工に対応。いずれも従来品SEC−ウェーブミルWFX型のインサートが共用可能なため、WFX型の隅削り加工用インサートの用途を拡大できる。また、在庫管理の煩雑さや保管スペース不足といった問題の軽減に役立つ。
WFXC型は柄付きタイプとモジュラー(先端交換)タイプの2種類、そしてWFXH型は面削りタイプとモジュラー(先端交換)タイプの2種類が用意されている。販売価格はWFXC型が2万5000〜4万3500円(税抜)で、WFXH型が3万7000〜5万3000円(税抜)だ。
住友電気工業は初年度の年間売上目標として5000万円、2年後の年間売上目標として1億円を掲げている。