- 2024-5-31
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- AI, Anduril, Pulsar, Pulsar-A, Pulsar-V, Sam El-Akkad, ソフトウェア無線, ドローン, 画像処理ユニット, 電子戦オペレーション, 電子戦システム
防衛テクノロジーのスタートアップ企業である米Andurilは2024年5月6日、小型/中型のドローンを含むさまざまな電子戦の脅威に対応できる、AIを搭載した電子戦システム「Pulsar」シリーズを発表した。
Pulsarは、ソフトウェア無線と画像処理ユニット、およびさまざまな計算機能を統合したコンパクトでパワフルなシステムだ。無線周波数を機械学習によって特定し、迫りくる脅威を速やかに認識するとともに電子攻撃などで迎撃する。
また、モジュール式の「Pulsar-V」は地上車両へ、「Pulsar-A」は航空機への配備が可能で、これらを活用すれば電子戦オペレーションにおける複数のミッションに対応できる。
AndurilのジェネラルマネージャーであるSam El-Akkad氏は「Pulsarは混雑する電磁波領域で生き残り、勝利するために開発されている。Pulsarの電子戦能力をさまざまな通信システムと統合して活用することで、国家および非国家主体の脅威に有効に対処できるだろう」と強調した。