- 2019-3-14
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- 2.0リットル直列4気筒TDI, 3.0リットルV型6気筒TFSIエンジン, 7速Sトロニック, Audi, Audi A6 Avant, Audi A6 Sedan, quattro, アウディ, ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS), マイルドハイブリッド(MHEV)テクノロジー, リチウムイオン電池
アウディは2019年3月12日、3.0リットルV型6気筒TFSIエンジン搭載の新型「Audi A6 Sedan」と「Audi A6 Avant」を、3月20日より発売すると発表した。
新型Audi A6に搭載の3.0リットルV型6気筒TFSIエンジンは、最高出力250kW(340PS)、最大トルク500Nmを発揮。0~100km/h加速は5.1秒(欧州発表値)、電子制御リミッター作動下で最高速度250km/hの性能を有する。
新しいマイルドハイブリッド(MHEV)テクノロジーが適用され、48V駆動のMHEVシステムは、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)とリチウムイオン電池で構成されている。惰性走行は55~160km/hの間で可能で、スタート/ストップ機能は22km/h以下に落ちると作動。エンジン停止からの再スタートはBASによって極めてスムーズに行われる。減速時にはBASが最大12kWのエネルギーを回生し、燃費改善効果は100km走行あたり最大0.7リットルだ。
トランスミッションは7速Sトロニックを使用し、駆動方式にはquattroを組み合わせた。quattroは、前輪駆動状態をベースとして、状況に応じて後輪への駆動配分をアクティブに予測制御できるシステム。前輪のみを駆動している場合では、プロペラシャフト以後をクラッチによって切り離し、シャフトを回転させるためのエネルギーロスを削減する。
また、252ps/370Nmの2.0リットル直列4気筒TFSIや、207ps/400Nmの2.0リットル直列4気筒TDIを搭載するモデルが、今後ラインナップに加わる予定だ。