米Holley、Ford Godzillaエンジン用の電子制御キット「Terminator X Max」を発表

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高性能車用パーツメーカーである米Holley Performance Brandsは2024年5月29日、米Fordの7.3リッターV8エンジンGodzilla（ゴジラ）用の電子燃料噴射（EFI）キット「Terminator X Max」を発表した。

このキットは、高性能車向けのエンジン換装のニーズに向けた、Holleyの商品ポートフォリオを構成する最新製品だ。Godzillaエンジンへの換装を検討しているクラシックマッスルカーやトラックのオーナー向けに、燃料や点火系の制御機能を提供する。

Terminator X Maxの特徴の一つは、同社が「プラグアンドプレイ」と表現している互換性だ。大規模な改造を加えることなく、General Motors、Ford、Stellantisなどの人気のエンジンを換装できる。

ユーザーは、同社の様々なチューニングオプションを利用して、馬力とトルクの最大化や燃料効率を最適化するなど、エンジンの特性をチューンできる。また、データロギング機能を統合したことで、エンジンの性能測定や故障診断にも対応している。

また、このキットには、Holley Godzillaアクセサリードライブ、オイルシステム、ロープロファイルインテークマニホールドなども用意される。HolleyのGodzilla製品を組み合わせることで、クラシックカーの性能を最大限に引き出せる、と同社は説明している。

同社のWebサイトでは、Terminator X Maxを1499.95ドル（約24万円）で販売している。