米空軍との契約の一環として初めてeVTOL機を納入 米Archer

Photo: Business Wire

米Archer Aviationは2024年8月15日、電動垂直離着陸機(eVTOL)「Midnight」を米空軍に初めて納入したと発表した。同社は米空軍のイノベーション部門AFWERXとの1億4200万ドル(約204億1000万円)に相当する契約の一環として、最大6機を納入する計画だ。

Midnightは2024年7月に米国防総省から軍用機としての耐空性評価を受けており、米空軍のAFWERXがArcherの飛行試験チームと協力して同機をテストし、作戦や特定の軍事ミッションに関するコンセプトに適合するか検証する。

Midnightはパイロット1人、乗客4人および持ち込み手荷物を載せて運行可能なeVTOLとしてArcherが開発している。短い充電時間で20~50マイル(約32~80km)の高速連続飛行ができるように最適化されており、最高速度は時速150マイル(約241km)に達する。

AFWERXのディレクターである米空軍省のElliott Leigh大佐は「Midnightは米空軍の作戦を遂行する能力を大幅に向上させる可能性を秘めている」と強調した。

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