DOKEは2024年12月26日、折り畳み式電気自動車「Jo-Car」のプロトタイプがナンバープレートを取得し、公道でのテスト走行段階に入ったことを発表した。実用性や性能の検証を進め、さらに改良し、市販化を目指す。
Jo-Carは、都市部での駐車スペース不足や渋滞といった課題を解決するために設計されている。ドアtoドアにて、自動車に乗るまでの移動時間がなく、駐車場を必要としない革新的な電気自動車だ。
テスト走行は、車両の安全性や耐久性の評価、実際の都市環境での機能確認、折り畳み機構の効率性と耐久性の検証、ユーザー体験に基づく改良ポイントの洗い出しを目的として実施する。
車両の全長は、折り畳み機能により50%以上縮小できる。最終的には、スーツケース程度の大きさでコンパクトに収納でき、家に持ち帰れるサイズとして商品化する。また、ゼロエミッションの電動駆動により、環境負荷を低減する。
現在のテスト終了後は、結果を踏まえ、2025年の市販化を目指してさらなる改良を加える。具体的には、折り畳み機構の操作性向上、コンパクトさも含めた外装デザインの大幅見直し、走行性能や快適性の向上を予定している。
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