- 2019-7-16
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- EHシリーズ, オリエンタルモーター, ラック・ピニオン機構, 電動グリッパ
オリエンタルモーターは2019年7月12日、ラックピニオン機構にAZシリーズを組み合わせた電動グリッパEHシリーズを発表した。人の指先のようなデリケートな「つかみ」を実現し、自動化/省人化をサポートする。
EHシリーズは、つかむものに合わせて、把持力、把持時間、速度を自在に設定でき、傷の付きやすいガラス、変形しやすい樹脂やばねなども安全かつ確実につかむ。高速でワークに接近し、対象物に当たる直前に減速して、低速で押し付けることが可能だ。
大きさは91mm×46mm×48.5mmで、質量は380g。取付角寸法28mmのモーターとラックピニオン機構を組み合わせることで小型化した。可動部のストロークは25mmを確保している。
電動グリッパ、ドライバ、接続ケーブル/可動接続ケーブルはそれぞれ別手配で、組み合わせて購入できる。定価は電動グリッパが6万6000円。ドライバは、位置決め機能内蔵タイプが3万9000円、RS-485通信付きパルス列入力タイプが3万9000円、パルス入力タイプは3万4000円、ネットワーク対応多軸ドライバは8万0000円~となっている。また、接続ケーブル/可動接続ケーブルは3000円~34100円だ。