可搬型パッキングロボット「MR-PK1」の試作機が完成 NECマグナスコミュニケーションズ

NECマグナスコミュニケーションズは2025年1月20日、可搬型パッキングロボット「MR-PK1」の試作機が完成したことを発表した。

同ロボットは、主にプラスチック射出成形メーカーの少量多品種製品に対する検査や梱包作業を支援するためのものだ。ベルトコンベアに流れてきた射出成型品をロボットアームと検査用カメラを用いて検査し、合格品は箱に梱包し、不合格品は自動的に弾く。

台車型を採用しており、可搬式なため複数の製造ラインで利用可能だ。製造ライン変更などにも対応する。3Dデータを読み込んで設定画面から操作するだけでほとんどの設定が可能になるイージーティーチング機能を今後搭載する予定だ。

同ロボットを活用することで、従来1個あたり10~15秒要しているような検査/梱包作業を、約90%工数削減できることを想定しているという。外形寸法は770×1800×1200mm(開発中データ)で、価格は1000万円程度(オプション、作業費別)を想定している。

同ロボットは、2025年1月22日~24日に東京ビッグサイトで開催される「第9回ロボデックス ロボット 開発・活用展」に参考出展する予定だ。

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「可搬型パッキングロボット(MR-PK1)」試作機完成

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