積水化学とSecual、太陽電池駆動の窓などに貼れるセキュリティセンサーを開発

Secual(セキュアル)と積水化学は2017年12月1日、太陽電池で駆動する次世代セキュリティセンサーを共同開発したと発表した。

セキュリティセンサーは、長期間の安定的な動作を必要とするため、電源供給が重要な課題となっている。

一方、積水化学は、照度500ルクス以下の低照度でも発電できるフィルム型色素増感太陽電池(フィルムタイプDSC)を開発。同フィルムタイプDSCは、1mm以下と薄く、ガラスの1/10以下と軽く、曲がる上に貼ることが可能だ。

そして今回、このフィルムタイプDSCに1次電池と2次電池を組み込んだセキュリティセンサーを開発。同セキュリティセンサーは、軽量で軽いため窓などに貼りつけて使用でき、また、自ら発電した電力で駆動し、余った電力は2次電池に充電可能だ。さらに、夜間や雨の日でも2次電池からの電力によりセンサー駆動できる。

12月7日~9日に開催される「エコプロ2017」において、積水化学ブースに同製品を出展する予定だ。

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