- 2021-8-5
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- Elon Musk, Laguna Secaサーキット, McLaren P1, McLaren Senna, Model S, Model S Plaid, Porsche 991 GT3, Tesla Motors(Tesla), UNPLUGGED Performance, インフォテインメント, カーボンスリーブローター, 電気自動車(EV)
米Tesla Motors(Tesla)は2021年6月10日、同社の4ドアセダンの電気自動車(EV)「Model S」の最新機種となる「Model S Plaid」を発表した。日本での販売価格は1599万9000円で、2022年末の納車を予定している。
Model S Plaidの加速性能は、0-60mph(約96km/h)1.99秒、0-400m 約9秒と、自動車というより高性能オートバイクラスの数値が並ぶ。推定航続距離は637km、最高速度は322km/hに達する。最大出力は1020馬力で、3つのモーターを搭載し、各モーターにはカーボンスリーブローターを採用している。
インフォテインメントにも力を入れ、17インチディスプレイやBluetooth、ワイヤレス充電、22個のスピーカーを搭載。10TFLOPS(テラフロップス)の処理能力を活かして、車内でも最新機器と同じようにゲームを楽しめるという。
カリフォルニア州フリーモント工場で開催されたイベントでは、CEOのElon Musk氏自ら、隣接するテストコースからステージ上までModel S Plaidを運転して現れ、プレゼンの中で「持続可能なエネルギー車は、あらゆる点で最も速い車、最も安全な車、最も格好いい車になり得る」と、Plaidにかける想いを語っている。
また、Teslaのカスタマイズを専門とするUNPLUGGED Performanceは、Model S Plaidにさらに改良を加え、Laguna Secaサーキットで、「Porsche 991 GT3」「McLaren Senna」「McLaren P1」といった名だたるスーパーカーを次々と追い抜く様子を公開している。