- 2016-8-19
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- AMD, IC Insights, Samsung Electronics, Sony, 台湾, 東芝
米IC Insightsは2016年8月15日、本年度上半期の世界半導体企業売上高ランキングを発表した。同社の報告によると、トップ20にランクインした企業のうち7社の4〜6月期売上高が1〜3月期比で二桁成長を達成したという。
前回に続き今回のランキングでも米Intelがトップに立ち、2位に韓国のSamsung Electronicsが続いた。Samsungの売上高に対するIntelの売上高は前回20%上回っているに過ぎなかったが、今回IntelはSamsungへのリードをさらに拡げ33%引き離した。
トップ20に入った日本企業は9位の東芝、16位のルネサス エレクトロニクス、18位のソニーのみ。前回ランクインしていたシャープはランク外に滑り落ち、米AMDに取って代わられた。シャープの4〜6月期の売上高が1〜3月期に比べ13%減少する一方、AMDの4〜6月期の売上高は1〜3月期に比べ23%も増大したという。
なお、トップ20の中で最も高い成長率を記録したのは台湾のMediaTek。4〜6月期における同社の売上高は1〜3月期比32%増だった。IC Insightsの予想によると、MediaTekの本年度全体の売上高は前年比31%増の88億ドルに到達する見込みだ。