ピクセルサイズ0.61μmの世界最小200MPイメージセンサーを発表 オムニビジョン

米国の半導体メーカー、オムニビジョン・テクノロジーズは2022年1月21日、世界最大級のハイテク技術見本市「CES2022」で、ピクセルサイズがわずか0.61μmの解像度200MPイメージセンサー「OVB0B」を発表した。スマートフォンカメラ向けの製品で、ピクセルサイズが世界最小の200MPイメージセンサーとなる。

OVB0Bは4K2K動画向けとしては、業界初の感度16倍の16セルビニング機能を搭載。低照度のもとでも2.44μm相当のピクセルサイズで12.5MPの動画性能を発揮する。オンチップリモザイク機能は24フレーム/秒(fps)で50MP、30fpsでは8Kの動画において1.22μm相当の性能を実現し、3回露出のスタッガードHDR動作によって30fpsで12.5MPの出力も可能になる。

オムニビジョンは「消費者は高解像度のキャプチャー、高画質のプレビューと動画を求めている。新製品のOVB0Bによって、私たちはハイエンドスマートフォン向けに、小型パッケージで業界最高の解像度とクラス最高の低照度時性能を提供できる」としている。

OVB0BはCPHY、DPHY、デュアルDOVDD(1.8Vと1.2V)に対応。サンプル出荷をすでに開始している。

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